責任の重さや長時間労働で心身ともに疲弊し、子どもとの時間もほとんど取れない日々。「このままでいいのか」と悩むワーキングマザーは少なくありません。正社員から派遣への転職を決意したあるワーママは、3年経った今、「本当によかった」と語ります。この記事では、正社員から派遣に転職した方の実体験をもとに、後悔しないための具体的なポイントをお伝えします。
なぜ正社員を辞めて派遣を選んだのか?転職を決意した理由
安定した立場とキャリアを捨て、あえて派遣という働き方を選択することは「もったいない」と思う反面、日々の働き方に限界を感じていたAさん。30代半ばで大手メーカーの正社員から派遣へ転職しました。
ワークライフバランスと責任の重圧
営業部門のリーダーとして働いていたAさん。やりがいはありましたが、その分責任も重く、プレッシャーを感じる日々でした。特につらかったのは、子どもが熱を出しても簡単には休めないこと。「明日の会議があるから」「お客様との約束があるから」と、保育園の迎え時間を何度も遅らせてもらったり、夫や両親に頼んだりしていたといいます。
残業も当たり前で、休日も仕事のメールチェックや資料作成に追われ、子どもからの「ママもっと一緒にいたい」という言葉に胸が締めつけられる思いだったそうです。このままでは子どもの成長を見逃してしまう、自分自身も壊れてしまうと感じたといいます。
ワークライフバランスを取り戻したい。子どもとの時間を大切にしたい。そんな思いが日に日に強くなっていきました。
やりたい仕事とキャリアの不一致
Aさんが正社員から派遣への転職を考えたもう一つの理由は、キャリアに対する違和感です。営業の仕事は嫌いではありませんでしたが、本当にやりたいのはマーケティング職でした。
何度か異動希望を出しましたが、「今のポジションで成果を出してから」「人員の調整が難しい」と会社の都合で自分のキャリアが決められてしまう現実にもどかしさを感じていたといいます。また昇進すればするほど管理業務が増え、実務から離れていくことにも疑問を感じ、「このまま管理職を目指すのが本当に自分の望むキャリアなのか」と自問自答していました。
派遣なら、自分のスキルや希望に合った仕事を選べる。様々な職場で経験を積みながら、本当にやりたい仕事を見つけられるかもしれない。そう考えたとき、転職をすることが答えだと思えたのです。
給与は下がるかもしれない。安定性も失うかもしれない。それでも、自分らしく働ける環境を手に入れたい。そんな思いで、Aさんは派遣社員への転職を決意しました。
【体験談】正社員から派遣に転職して「よかった」と心から思えた5つのこと

不安だったけれど、振り返ってみれば派遣への転職は大正解だったと語るワーママたち。ここでは先輩ママたちが実際に「よかった」と感じた5つのポイントをご紹介します。
1. 自分の時間と心の余裕が生まれた
正社員時代は毎日21時過ぎまで働いていたというBさん。派遣にシフトしてからは18時には退社できるようになりました。残業はほとんどなく、あっても月に数時間程度です。
帰宅後は子どもと一緒に夕食を食べ、お風呂に入り、絵本を読んであげる時間ができました。「ママ、今日ね」と学校での出来事を話してくれる子どもの笑顔を見るたびに、転職してよかったと実感するといいます。休日も仕事のことを考えずに過ごせるようになり、家族で公園に行ったり、旅行に行ったりする余裕も生まれました。
何より、常に追われていた焦燥感から解放されたことが大きいとのこと。「明日の会議の準備をしなきゃ」「あのメールに返信しなきゃ」と常に頭の片隅にあった不安がなくなり、今を楽しめるようになりました。時間的な余裕だけでなく、精神的な余裕が生まれたことで、家庭全体が明るくなったと実感しています。
2. 人間関係のストレスが激減した
正社員として働いていた頃は、業務内容よりも職場の人間関係に悩まされることが多かったというCさん。上司との関係、部下のマネジメント、他部署との調整など気を遣うことが多く、それだけで疲れてしまうこともあったそうです。
派遣に転職してからは、業務に集中できる環境が整いました。派遣の場合は、「仕事の対価として労働力を提供する」という契約関係が明確です。社内政治や派閥争いに深入りする必要がなく、一定の距離感を保って業務に集中できます。仕事の成果とは直接関係のない部分で精神をすり減らすことがなくなり、ストレスから解放されたことで仕事の効率も上がり、毎日を快適に過ごせています。
また、派遣は契約期間が決まっているため、「合わないな」と感じた職場でも期間満了で次に進めるという安心感があります。実際、Cさんは最初の職場は雰囲気が合わず3ヶ月で契約終了しましたが、次の職場では自分に合った環境で働けているそうです。
3. やりたい仕事をできるようになった
派遣の大きなメリットに、自分の希望やスキルに合った仕事を選べる点があります。
正社員時代は、会社の都合で希望しない営業の仕事をしていたというDさん。組織の一員として従うのは当然のことと理解しつつも、「本当にやりたい仕事はこれではない」というもどかしさを常に感じていました。
派遣ではずっとやりたかったマーケティング関連の仕事に就くことができ、データ分析やSNS運用など、興味のある分野に携われる喜びが大きいといいます。「正社員時代は会社が決めた仕事をするしかなかったけど、派遣は自分で選べる。これが一番大きな違い」とDさんは語ります。
また、様々な業界・企業で働けるのも派遣の魅力です。DさんはこれまでIT企業、化粧品メーカー、教育系企業と3社を経験し、それぞれの業界の知識やノウハウを学べました。正社員では一つの会社に長く勤めるのが一般的ですが、派遣なら短期間で多様な経験を積むことができます。
自分の「やりたいこと」や「できること」を軸に仕事を選べるようになった喜びは非常に大きいそう。キャリアの自己決定権を取り戻したことで、仕事に対するモチベーションも向上し、毎日充実感を持って仕事に取り組んでいます。
4. 「残業なし」で仕事後の予定が立てやすくなった
正社員の頃は「今日は定時で帰るぞ」と思っていても、急な会議や割り込み業務で残業になってしまうことが頻繁にあったというEさん。子どものお迎え時間がギリギリになったり、せっかくの友人との約束をキャンセルしたりすることも珍しくなく、いつ残業になるかわからない状況は予定を立てるうえで大きな足かせとなっていました。
派遣の仕事の多くは時給制で、残業も事前に決められた範囲内。そのため仕事後の予定が立てやすくなります。習い事の送迎や病院の予約なども迷うことなく入れられるようになりました。仕事とプライベートの境界線が明確になり、生活全体にメリハリが生まれ、QOLが各段に向上したそうです。
5. 様々な職場を経験でき、スキルを活かせる仕事が見つかった
派遣社員として3年間で3つの職場を経験したFさん。最初の職場ではExcelやPowerPointの実務スキルを磨き、2社目ではSNSマーケティングのノウハウを習得。3社目の現在は、データ分析ツールの使い方を学んでいます。
「正社員として一つの会社にいたらできなかったであろう経験が、今の自分の強みになっている」と語ります。また、様々な職場を経験することで「自分はこういう環境で働くのが合っている」という自己理解も深ったそうです。
最初の頃は「転々とするのは良くないのでは」という気持ちもありましたが、複数の職場で多様な業務に携わることで、特定の会社でしか通用しない「社内スキル」ではなく、どの会社でも役立つポータブルスキルが自然と磨かれ、逆に自分の市場価値を高められていると実感しています。
派遣転職のデメリットと対策|後悔しないために知っておくべきこと
正社員から派遣への転職は多くのメリットがありますが、もちろんデメリットも存在します。後悔しないために、事前に理解し、必要であれば対策を考えておくことが大切です。
収入の不安定さ|ボーナスなしと契約更新の不安
派遣に転職する際に多くの方が懸念するのが、収入の不安定さではないでしょうか。正社員には年2回のボーナスがありますが、派遣社員には基本的にありません。月収自体はそこまで変わらないけれど、年収で見ると大幅に下がる場合があります。
また、契約更新の不安もあるでしょう。多くの派遣契約は3ヶ月や6ヶ月などの更新制です。派遣先企業の業績悪化や事業方針の変更、あるいは自身のスキルが現在の業務内容と合致しなくなった場合など、「雇い止め」のリスクが伴います。
対策としては・・・
- 生活費の3〜6ヶ月分の貯蓄を確保する
契約終了から次の仕事が見つかるまでの期間に備え、最低でも3ヶ月分の生活費を貯蓄しておくことが推奨されます。 - 夫婦共働きの場合、どちらかの収入で生活できる範囲に支出を抑える
パートナーの収入だけで基本的な生活費をまかない、自分の収入は貯蓄や特別支出に回すという家計管理をしているワーママもいます。 - 派遣会社に複数登録し、次の仕事を見つけやすくする
2〜3社の派遣会社に登録しておくことで、契約終了時にすぐに次の仕事を紹介してもらえる可能性が高まります。 - 市場価値を高める
需要の高いスキル(Excel、英語、Webマーケティングなど)を磨くことで、仕事が途切れにくくなります。
「最初は不安だったけど、貯金と複数登録で安心感が得られた。むしろ正社員時代より計画的にお金を管理するようになった」という前向きな声もあります。収入の不安定さは派遣の宿命ですが、計画的に備えることでリスクを最小限に抑えられます。
キャリアの停滞|責任ある仕事を任されにくい
派遣社員は、基本的に「即戦力」として特定の業務範囲を遂行することが期待されます。そのため、正社員のように長期的な視点での育成対象となることは少なく、補助的な業務が中心になりやすいです。責任あるポジションやマネジメント業務を任される機会が限られるため、キャリアアップを志向する方にとってはキャリアが停滞していると感じる可能性があるでしょう。
対策としては・・・
- 専門スキルを磨き、「この人でないとできない」という存在になる
特定分野のスペシャリストになることで、派遣でも重要な仕事を任されるようになります。SNSマーケティング、データ分析、経理など、専門性の高いスキルを持つことが鍵です。 - 派遣先で実績を積み、直接雇用のオファーを受ける
業務で成果を出すことで、派遣先から直接雇用のオファーを受けるケースもあります。実際に、派遣から正社員になったワーママも複数います。 - フリーランスや起業など、別のキャリアパスも視野に入れる
派遣で様々なスキルを身につけた後、フリーランスとして独立したり、起業したりする道もあります。
あるワーママの場合は、SNSマーケティングのスキルを磨くことで、現在の職場では企画段階から関われるようになりました。「最初は補助業務だったけど、実績を積んだら任される仕事が変わってきた」といいます。専門性を高めることが、派遣でもキャリアを築く鍵だといえるでしょう。
福利厚生の違い|交通費や退職金の有無
正社員と派遣社員では、福利厚生に大きな違いがあります。まずは交通費。正社員の場合は給与とは別で全額支給でしたが、派遣では時給に含まれるケースが多いです。また退職金制度も、多くの派遣会社にはありません。住宅手当、家族手当といった各種手当は、派遣社員の場支給されないケースが多いです。
これらの違いは、月々の手取り額や老後の生活設計に影響を与えるため、事前にしっかりと把握しておく必要があります。
対策としては・・・
- 交通費込みの時給か別途支給かを確認し、手取り額を計算する
求人を見る際は、時給だけでなく交通費の扱いも必ず確認しましょう。交通費別途支給の方が、実質的な手取りは多くなります。 - iDeCoやつみたてNISAなど、自分で老後資金を準備する
退職金がない分、自分で計画的に資産形成することが重要です。iDeCoは掛金が全額所得控除になるため、節税効果も期待できます。 - 派遣会社の福利厚生(健康診断、スキルアップ研修など)を活用する
派遣会社によっては、健康診断、スキルアップ研修、レジャー施設の割引などの福利厚生があります。積極的に活用しましょう。 - 福利厚生が充実している派遣会社を選ぶ
派遣会社選びの際は、時給だけでなく福利厚生の充実度も比較することが大切です。
「退職金がない分、自分で計画的に資産形成することが重要だと実感している。むしろ正社員時代より真剣にお金のことを考えるようになった」という声も聞かれます。
| 正社員 | 派遣 | |
|---|---|---|
| 雇用の安定性 | ||
| 収入の安定性 | ||
| ボーナス | ||
| 残業の少なさ | ||
| 仕事の選択肢 | ||
| ワークライフバランス | ||
| 人間関係 |
正社員か派遣かで迷ったら。何を軸に転職を判断する?

ここまで読んで、じゃあ自分は正社員のままいるべきなのか、派遣に転職するべきなのか、迷っている方も多いのではないでしょうか。先輩ワーママが何を軸にして決断してきたのか、ご紹介していきます。ご自身に最適な道を見つけるヒントにしてください。
仕事に何を求めるかで判断する
転職を考える際にまず明確にすべきことは「仕事に何を求めるか」ということです。
安定性とキャリアアップを重視するなら正社員
- 長期的な雇用の安定
- ボーナスや退職金などの収入
- 管理職への昇進やキャリアアップ
- 責任ある仕事や大きなプロジェクトへの参加
ワークライフバランスや柔軟性を重視するなら派遣
- 残業が少なく、プライベートの時間を確保できる
- 自分のスキルや希望に合った仕事を選べる
- 様々な職場を経験できる
- 人間関係のストレスが少ない
- 契約期間が決まっているため、合わない職場でも期間満了で次に進める
自分のライフプランを立ててこの先に必要な収入を考える
転職を判断するうえで、ライフプランと収入のシミュレーションは欠かせません。特にワーママの場合、子どもの教育費や住宅ローンなど、将来必要になる資金額は家庭によって大きく異なります。まずはざっくりで構わないので、今後必要になるであろう費用を試算してみましょう。
考えるべきポイント
- 今後5年、10年の人生設計(結婚、出産、子育て、住宅購入など)
- 必要な生活費と貯蓄額
- 教育費や老後資金の準備
- パートナーの収入や家計全体のバランス
- 将来的に正社員に戻る可能性はあるか
あるワーママの場合、夫の収入が安定していたこと、子どもが一人であること、住宅ローンが完済していたことなどから「収入が多少減っても家計は回る」と判断したそうです。
具体的シミュレーション
| 正社員時代の年収 | 450万円 |
| 手取り(年間) | 約350万円 |
| 手取り(月間) | 約29万円 |
| 派遣転職後の年収 | 350万円 |
| 手取り(年間) | 約280万円 |
| 手取り(月間) | 約23万円 |
⇒月の収入が約6万円減少
この6万円の減少を、パートナーの収入や生活費の見直しなど、どこでカバーするのか検討します。外食を減らす、保険を見直す、通信費を削減するなどで同額程度の節約ができれば、転職しても家計は成り立つと判断できます。子どもの教育費については、学資保険とつみたてNISAで準備していれば、派遣になっても問題ない、などと確認できるでしょう。
また、一人で決めずにパートナーや家族と話し合うことが大切です。「夫と一緒にエクセルで家計シミュレーションを作った。数字で見ると、意外と派遣でも大丈夫だと分かって安心した」という声も聞かれます。
派遣会社のコーディネーターに相談する
一人で悩んでいても答えが出ない場合は、派遣会社のコーディネーターに相談するのも有効です。派遣会社には、多くの転職事例やノウハウが蓄積されています。「正社員から派遣に転職した人はどんな理由で決断したのか」「どんな仕事が向いているのか」など、プロの視点からアドバイスをもらえます。
転職前に3社の派遣会社に登録し、それぞれのコーディネーターと面談したという方もいます。「あなたのスキルならこういう仕事がある」「この業界は時短勤務の求人が多い」など、具体的な情報を得られたことが、転職の決断を後押ししてくれたそうです。
コーディネーターに相談するメリット
- 自分のスキルや経験を客観的に評価してもらえる
「自分では大したことないと思っていたスキルが、実は市場価値が高いと言われて驚いた」という声もあります。 - 希望に合った求人情報を紹介してもらえる
「時短勤務」「在宅勤務」「残業なし」など、具体的な条件に合った求人を探してもらえます。 - 派遣の実態やメリット・デメリットをリアルに聞ける
実際に派遣として働いている人の声や、転職後の満足度なども教えてもらえます。 - 転職のタイミングや準備についてアドバイスをもらえる
「今すぐ転職すべきか、もう少し正社員で経験を積んでからの方がいいか」など、客観的なアドバイスがもらえます。 - 年収や待遇の交渉をサポートしてもらえる
時給交渉や勤務条件の調整など、自分では言いにくいことも代わりに交渉してもらえます。
【Q&A】元正社員ワーママに聞く!派遣転職のよくある疑問
後悔しない派遣転職の進め方|会社選びから登録までの完全ガイド
派遣転職を成功させるには、正しい手順で進めることが大切です。ここでは、実際に派遣転職を成功させたワーママたちが行った転職の流れを4つのステップでご紹介します。
なぜ転職をしたいのか言語化する
最初にすべきことは、「なぜ派遣に転職したいのか」を明確にすることです。
現在の仕事の何に不満があり、何を変えたいのか、そして転職を通してどのような働き方を実現したいのかを具体的に考えてみましょう。漠然とした不満ではなく、「子どものお迎えに間に合わない残業をなくしたい」「専門性を活かした仕事で成長したい」など、具体的な言葉にすることで、ご自身の転職の軸が見えてきます。
自己分析とキャリアの棚卸しをする
次に、ご自身の「強み」や「経験」を明確にするために、自己分析とキャリアの棚卸しを行いましょう。
実践方法
- 職歴を時系列で書き出す
例)〇〇年〜〇〇年:△△株式会社 営業部
担当業務:法人営業、新規開拓、既存顧客フォロー
実績:年間売上目標120%達成、新規顧客50社獲得 - 使えるスキルをリストアップする
例)PCスキル:Excel(VLOOKUP、ピボットテーブル)、PowerPoint、Word
コミュニケーションスキル:プレゼンテーション、交渉、ヒアリング
語学:英語(TOEIC 750点)
その他:SNS運用(個人でInstagramフォロワー5,000人) - 自分の強みを3つ挙げる
例)データ分析力:数字を読み解き、改善策を提案できる
コミュニケーション力:相手のニーズを引き出すのが得意
継続力:目標達成のために粘り強く取り組める - 希望する仕事の条件を整理する
例)職種:マーケティング、SNS運用、データ分析
勤務時間:9時〜18時(残業なし)
勤務地:自宅から1時間以内
時給:1,600円以上
勤務日数:週5日(週4日も検討可)
在宅勤務:週1〜2日希望
ポイント
- 「できること」と「やりたいこと」を分けて考える
- 数字や具体例を入れると説得力が増す
- 希望条件は優先順位をつける(全て叶う仕事は少ないため)
- 譲れない条件と妥協できる条件を明確にする
自己分析が甘いと、派遣会社から的外れな求人を紹介されたり、自分に合わない仕事に就いてしまったりします。時間をかけて丁寧に行いましょう。
派遣会社を選ぶ
自己分析が終わったら、派遣会社選びです。派遣会社によって得意分野や求人の質が異なるため、複数社に登録するのがおすすめ。派遣会社選びの3つのポイントを紹介します。
1.ワーママ向けの求人が豊富か(時短・在宅など)
- 時短勤務(週3日、1日6時間など)の求人がある
- 在宅勤務やリモートワークの求人がある
- 残業なし、土日祝休みの求人が多い
- 保育園のお迎え時間に配慮してくれる
- 子どもの急な発熱にも理解のある企業を紹介してくれる
2.スキルアップ支援や福利厚生が充実しているか
- 無料のスキルアップ研修(Excel、英語、Webデザインなど)
- 資格取得支援制度
- eラーニングシステム
- 健康診断
- 有給休暇
- キャリアカウンセリング
- 定期的なフォローアップ
「派遣会社のeラーニングで、Excelの上級スキルを身につけた。これが時給アップにつながった」という方も多くいます。
3.担当者が親身で信頼できるか
- こちらの希望をしっかり聞いてくれるか
- 無理に求人を押し付けてこないか
- レスポンスが早く、丁寧か
- 派遣先とのトラブル時にサポートしてくれるか
- 定期的にフォローアップしてくれるか
- ワーママの事情を理解してくれるか
3社に登録し、それぞれのコーディネーターと面談したワーママもいます。その中で、最も親身に相談に乗ってくれた会社をメインに利用しているそうです。
派遣会社に登録する
派遣会社が決まったら、実際に登録手続きを進めます。登録から就業までの流れは以下の通りです。
- Web登録
派遣階やのサイトから、氏名や住所、職歴、希望条件などの情報を入力します。 - 面談(オンラインまたは対面)
コーディネーターと面談し、詳しい希望を伝えます。 - スキルチェック
タイピングテストや適性検査などのテストで、たいていはオンラインで行われます。 - 求人紹介
希望にあった求人を紹介してもらいます。 - 顔合わせ(職場見学)
派遣先企業に職場見学に伺います。 - 契約・就業開始
派遣先企業と応募者の双方が合意すれば、契約を結び、就業開始となります。

正社員から派遣に転職したいならキャリステがおすすめ
正社員から派遣への転職を検討しているワーママに特におすすめしたいのが「キャリステ」です。プライム企業であるキャリアリンク株式会社が運営する、派遣を中心とした仕事紹介サイトで、ワーママや時短勤務を希望する方におすすめの求人が豊富に掲載されています。
大手派遣会社では「フルタイムでないと紹介できる求人が少ない」と言われ、困っていたが、キャリステのコーディネーターは「お子さんとの時間を大切にしたいという気持ち、よくわかります」と共感してくれ、時短勤務でも応募できる求人を複数紹介してくれたという方も。
また就業後も定期的に「困っていることはないですか?」と連絡をくれ、安心して働けているという評価も聞かれます。
こんな方におすすめ
- 正社員から派遣に転職を考えているワーママ
- 時短勤務や在宅勤務を希望している方
- 子育てと仕事を両立したい方
- 親身なサポートを受けたい方
- 初めて派遣で働く方

まとめ:ワーママにとって派遣はキャリアの選択肢の一つ!自分らしい働き方を見つけよう
正社員から派遣への転職は、ワーキングマザーにとって、決してキャリアを諦める選択ではありません。むしろ、子育てや自身のライフステージの変化に合わせて、より柔軟で自分らしい働き方を実現するための積極的なキャリア選択となり得ます。
派遣に転職して3年経ったワーママの多くが、「本当によかった」と語ります。もちろん収入は減りましたし、将来への不安がゼロではありません。でも、子どもとの時間が増え、やりたい仕事ができ、心身ともに健康になれたことは、何物にも代えがたい財産だといいます。
「正社員を辞めるなんてもったいない」という声もあるでしょう。でも、人生は一度きり。他人の価値観ではなく、自分の価値観で生きることが大切です。


